メモリの高騰で思い出した安かったころの記憶

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メモリの高騰で思い出した安かったころの記憶

とにかくメモリが高い。

最近のPC用メモリの高騰、本当にすごい事態ですね。DDR4ですら16GBで2万円前後。中古でも1万2千円くらいする…。

どうも2025年後半くらいからじわじわと値段が上がってきて、11月~12月ころには決定的に値段が跳ね上がったようですね。

下図はアマゾンでのDDR4-16GB1枚の商品の値段推移ですが、12月中にどんどん上がって12月後半には倍くらいになっています。

これDDR5じゃなくてDDR4ですよ…。たぶんDDR5が枯渇したのでDDR4の市場在庫が食われ始めたのが2025年後半だったんでしょうね。

2023年はすごく安く買った記憶

そういえば自分、2023年にDDR4の64GB(32GB×2枚)を2万円くらいで買っていました。
当時は「安すぎないか?」と思いつつ、勢いでポチった記憶があります。

注文履歴みると64GB19900円ですよ…。DDR4ではありますが、こんなに安かったのです。

当時はDRAMがだぶついていて、メモリは投げ売り状態だったらしいですね。

32GBが1万円切り、64GBでも2万円前後という、今考えると異常な相場でした。「今は必要ないけど、安いから買っておくか」が成立していた時代ですね。

当時自分はPCを買い替えて少し経った後で、もともと32GB積んでいたのですが、Blenderのシミュレーションが重くてメモリを増設しようと思って購入したことを覚えています。

実は128GB買っていて、相性で使えなかった32GB分は友人に譲っていたのです。そんなことができた時代が確かにあったのです…。

あの、友人にあげたメモリ返してくれないかな…

AI需要の暴力

AIが悪いのかと言われれば、何とも言えませんがやっぱりAIのせいではあると思います…。

それが今では状況が一変。AI需要の影響でメモリの生産ラインはHBMやサーバー向けが最優先。
DDR4やDDR5といったコンシューマ向けより、超大口の顧客はやはりメーカーにとってはおいしい存在なのでしょう。

一般消費者に商品を提供するより、AI設備に商品を流した方が儲けになると判断されたようです。

昨今のAI関連への投資額を見ているとまるで国家予算のような盛況ぶりなので、そういった判断も理解できなくもないです。

しかし、メモリの生産も物理的な限界はありますので、結果的に一般消費者向け商品は流通が滞り、全世代規格であるDDR4メモリまでもが高騰する事態に。

これがAIの暴力でなくて何が暴力でしょうか…。

いつまで高騰するのか

しかも、この状態は2026年中は続くと言われています。増産には工場の新設などが必要になるらしく、増産体制が整うとしても早くて2028年頃だとか。

  • 設備投資決定
  • 工場建設
  • 装置導入
  • 歩留まり安定

これ全部で数年単位かかるそうで、しかもメーカー側は今こう考えてるはず:

「AI向けは今後も伸びる“かもしれない”
でもPC向けはもう昔ほど戻らない“かもしれない”」

マイクロンのコンシューマ向けメモリブランドのCrucialがコンシューマ市場撤退というニュースは衝撃とともに皆さんもご存じだと思いますが、どうも一般消費者向けに大きく舵を切る判断ができないご時世なのかもですね。

この先、
・高止まりが続くのか
・どこかで一気に崩れるのか
どちらに転ぶか読めないのが、今の一番怖いところです。

VRAMも重要ですが、そもそもメインメモリがないとできない作業も結構あるので、悩みの種になりそう…。

メモリに限らず、GPU、SSD、マザーボード、電源などなど、PC周辺機器全体が、別々の理由で同時に値上がりしています。「なんか全部高い」という感覚は、気のせいじゃありません。

BTOメーカーも部品高騰を理由に販売を停止するという事態になっています。自分が記憶する限り、BTOメーカーが一斉に販売停止するような状態ってなかった気がします。そのくらい異常事態と言えるのだと思います。

まとめ

だからこそ、2023年のあの64GBは今でも助かっています。いまDDR4でも64GBを新品で買おうものなら、おそらく5万円~7万円くらいになってしまいます。

自分はCG用途のために増設したのですが、当時なんとなくでも買っておいてよかったと思っています。メイン機は96GB載っていますが、これを今の価格で1から買おうとすると破産しそう…。

辛い時代になってしまったものです…。

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