Amazonで整備品2.5インチHDDを購入しました。

WESTERNDIGITAL 500GBHDDです。
サーバー化したラズパイ向けのストレージにするつもりです。
最近高騰しているSSDはもちろん、HDDも新品はなかなかお高くなってるので購入を躊躇していました。
そこで約1,500円で購入できるこの商品を選んだわけです。1TB程度のものもありましたが、容量がそこまで要らなかったので500GBにしました。
整備品はいわゆる中古なので、正直使えるのか心配ですよね。
でも整備業者も悪評が付くことには敏感だと思うので、あまり投げやりな整備はしていないとは思います。レビュー下げられると死活問題ですしね。
実際どうなんでしょうか?
購入した整備品HDDのS.M.A.R.T.情報
購入前にはできないですし公開もされていませんが、実際どういう状態のものが届いたのかS.M.A.R.T.情報を確認してみることにしました。
S.M.A.R.T.とはHDDに搭載されている機器の状態を監視・報告し故障の予兆を察知できる優れた機能です。
LinuxコマンドだとS.M.A.R.T.の情報確認・テストための、smartmontoolsが簡単にインストールできて使用することができます。
sudo apt install smartmontools
sudo smartctl -a /dev/sdx情報は結構出力されます。





ちょっと長いので以下に要約をしてみました。
今回チェックしたHDDの概要
まずはディスクそのものの基本情報。
- メーカー / モデル
Western Digital Black Mobile
WDC WD5000LPLX-60ZNTT2 - 容量
500GB - フォームファクタ
2.5インチ / 7200rpm - 接続
SATA 3.1(6.0Gb/s) - 使用時間
11,284時間(約470日)
ノート向けの高回転HDDで、稼働時間はそこそこ長め。中古としては「普通〜やや多め」くらいかなと思います。
SMART総合判定の結果
- SMART overall-health self-assessment test
PASSED - ショートテスト
Completed without error - ロングテスト(Extended)
Completed without error
SMART的には「正常」判定。少なくとも、即座に危険と判断される状態ではない。
特に重要なSMART属性(ここが一番大事)
不良セクタ系(最重要)
- Reallocated_Sector_Ct
0 - Current_Pending_Sector
0 - Offline_Uncorrectable
0
不良セクタは一切なし。中古HDDでここが0なのは、かなり安心材料と言っていいと思います。
読み書きエラー系
- Raw_Read_Error_Rate
0 - Seek_Error_Rate
0 - UDMA_CRC_Error_Count
0
ケーブル・接続由来のエラーも含めて問題なし。
回転・起動系
- Spin_Up_Time
RAW値 1733 - Start_Stop_Count
4208回 - Power_Cycle_Count
336回
起動回数はやや多めだが、ノート用途なら想定範囲。
🌡 温度関連
- Temperature_Celsius
37℃ - Airflow_Temperature
37℃(Max 46℃)
温度履歴はかなり良好。熱で酷使された形跡は見られない。2.5インチですしサーバー等の用途ではないでしょうね。
エラーログが大量に出ている件について
SMART Error Log に
- Error Count: 109
- 内容
SANITIZE DEVICESECURITY FREEZE LOCK
というエラーが大量に記録されている。
これは
- データ消去(サニタイズ)
- セキュリティ機能のロック
といった 管理系コマンドが失敗した履歴なのではないかと思います。
おそらくは
- 読み書きエラーではない
- 不良セクタとも無関係
- 多くは「外付けケース」「USB-SATA変換」「中古整備時」に出やすい
ディスクの物理的な健康状態を直接悪化させるものではないと思われます。
結論:このHDDは使っていいのか?
総合評価
- 不良セクタなし
- 読み書きエラーなし
- SMARTテスト完全通過
- 使用時間はやや多めだが許容範囲
「中古としては当たり個体」寄りかなと思います。
もちろん多少のガチャ要素はあると思いますが、整備品HDDも普通に使える個体が購入できるのかなと思います。
このHDDと他にもう一つ3.5インチHDD500GBを別な時期に購入していますが、そちらもこの個体と同じように問題になる所見はありませんでした。普通に使われていた中古品といった感じですので、避けないといけないというものではないと思います。
用途が合うなら整備品でコストカットができるのは結構魅力的なのではとも思います。
まとめ
S.M.A.R.T.の情報が必ずしも確実に信頼できるわけではないですし、他にも読み込みテストなどを経ないとこの個体を完全に調べたとは言えないかもですが、S.M.A.R.T.の改ざんが整備業者にとってあまりメリットない点などを考えても、おおよそは個体の状態を把握できるかなと思います。
特に個人利用ならS.M.A.R.T.の確認で十分な気もします。残念ながら買った後じゃないと調べられないので、物理損傷があった場合などには保障上どういった対処をしてもらえるのか等は整備業者によって違うかもしれませんので、もし気になるようならあらかじめ確認しておいた方がいいかしれません。
いずれにしても自分の場合、まだ「これは完全にハズレだなぁ」というケースには出合っていませんので、HDDやSDDの高騰もいつまで続くかわからないですし、今後も整備品の購入はしようかなと思っています。


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