7年経ったノートパソコンのCPUグリスを塗りなおした

7年経ったノートパソコンのCPUグリスを塗りなおした 環境構築
7年経ったノートパソコンのCPUグリスを塗りなおした

7年ほど前に購入したFrontierのノートパソコンを、Linuxの勉強のためにサーバーにしています。いまはファイルサーバーを構築中。もともとはCG用途に購入したのでBlenderステッカーが貼ってある…。

スペックは以下のような感じ。もちろん古い構成ではありますが、今でも用途によっては全然使えるスペックだったりします。

  • CPU i7-6700Q
  • メモリ 32GB
  • ストレージ SSD1GB・HDD1GB
  • GPU NVIDIA GeForce GTX 1060 6GB

ファイルサーバーだけだとちょっともったいないですよね。SD1.5低解像度なら生成可能なスペックなので生成で回してみようかなと。

今後、この子をフル活用していくために、いい機会なので背面を開けて中の状態を確認して、CPUグリスの塗り直しを中心にメンテナンスをしてみようと思います。

ノートパソコンの分解メンテナンス

ネットで多少ノートの分解(背面を開ける)を調べてから取り掛かりました。

ネジがめちゃくちゃ多い…。こんなにいるのかなとおもうくらいネジがある。17本あるようです。

多少のツメが噛んではいましたが、ネジを外したらすんなり背面パネルが外れました。おもったより汚れてない。7年経ってること考えるかなり綺麗な気もしますね。

ここはHDDとSDDですね。特にメンテナンスする必要もないので触りませんでしたが、こういう風にストレージが入っているのは実物を初めて見たのでけっこうきっちり収まってるんだなという印象。

ここはメモリですね。2ポートあって最大は64GB。16GBが2枚刺さっていて32GBです。今となってはこいつをデスクトップに転用したい…ッ!!!

まずCPUからメンテしようと思います。このノートでは左側奥にCPUが配置されているようです。

ヒートシンクがCPUにかぶさっており、それがファンで冷やされる仕組みです。webでいろいろ調べた限りほとんどのノートはこのような形式で冷却機構が組まれているようです。

ファン固定ネジ、ヒートスプレッダ固定ネジを外すと、ファンとヒートシンクが一体ではずれました。(ファンの電源線があるのでひっくり返しただけです)

CPUの状態。意外にもグリスは粘性を保っていて、カピカピにはなっておらず固着もしていませんでした。そこまで熱の出るCPUじゃないからなのかな?

ただ、さすがに7年も経っていればおそらくは劣化はしていると思うので、グリスの塗り直しをするためにふき取ることにしました。

改めてCPUグリスを塗布。塗り方がきたない…。(いちおうダイの上には均等に乗っています)ファンとヒートシンクを元の位置にもどしてネジ締めして完了。

次にGPU部分も外してみます。構造はCPU側と同じような感じなので、ファンとヒートシンクの固定ネジを外したところ、GPU側はヒートシンク部分が分離する状態でした。

GPUのヒートシンクの吸気口はかなり埃にまみれてました。やはり一番吸気するところなんでしょうね。でも7年分の埃としては控えめでしょうか?

掃除機でサッと吸い取ると全部綺麗に取れました。

さて、GPUコアはどうでしょうか?こちらも予想外にグリスは粘性を保っていて固着していませんでした。このノート、CG用途で結構ぶん回していたはずなので、GPUは酷使していたはずですが、ノート用だからそこまででもなかったのかな?

ただ、やはりグリスは見た目以上に劣化はしていはずだとは思いますので、綺麗にふき取っておきます。(ダイ横は固着してるのではなく溝に落ち込んだグリスがとれませんでした…)

CPUと同様グリスを塗りなおします。塗り方にセンスがないですね。

GPU側も組みなおして改めてなにか変なのところはないか再確認。大丈夫そうです。

背面パネルにも銅板がついており、冷却に一役買っているようです。サーマルパッドみたいなものも貼ってあります。ここはちょっと埃がついてた程度だったので、掃除機で吸い取って綺麗にしました。

メンテナンス後の状況

さて、メンテナンス後のCPU温度の状況です。

通常時

室温23℃程度での状態ですが、あんまりかわってないかな…。メンテナンス前も大体37℃~40℃付近でした。通常時は劇的には改善する感じではなかったですね。

GPUもメンテ前とほとんど変わっていませんでした。

負荷時

ただ、負荷時の温度は改善しているようです。以下は画像生成AIで生成をして負荷をかけた状態のCPUとGPUの状況です。

同じような負荷の場合、メンテナンス前はCPUの温度がいくつかのコアで80℃を超す状況になりましたが、メンテナンス後は70℃後半にいくものの一度も80℃にはなりませんでした。

GPUも負荷時は70℃まで行っていたのですが、メンテナンス後は60℃~65℃程度になっていました。電力も最大値まで使っているのに最大温度が抑えられてる状態になっています。

3℃~程度は温度上昇を改善できたのかなと思います。より高負荷ならもう少し効果があるのかもですが、グリス塗り直しだけでこのくらい違いがでてくれるなら、コスパが良いメンテのように思います。

まとめ

7年選手のノートパソコンにしてはあまり汚れてなかったし、劣化もしてない印象でしたが、CPUグリスの塗り直し、ヒートシンクの清掃で温度は改善したようです。

まだまだ使えるスペックのノートパソコンですが、今後はサーバー用途で常時電源ONでの運用になることもあり、定期的にメンテナンスはして、なるべく長持ちさせたいと思っています。

古めのパソコンはこういったちょっとしたメンテナンスだけでも結構状況が良くなるので、おすすめです。

あれ…?ネジが一本余ってる…?

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