Ubuntuを使っていると、最初から入っているのはFirefoxです。特に不満はないのですが、仕事や検証の都合でGoogle Chromeを使いたい場面が出てきました。
aptで普通に入るのかなと思って検索してみたのですが、ここでひとつ疑問が出てきました。
Chromeは公式リポジトリにはない
まず試しに検索してみます。
apt search chromeすると、chromiumは出てくるのですが、google-chromeは見つかりません。
ChromeはUbuntuの公式リポジトリには含まれていないんですね。
Chromiumはオープンソース版ですが、Chrome固有の機能(Googleアカウント同期やWidevineなど)が必要な場合は公式Chromeを入れる必要があります。
つまり、Googleの公式リポジトリを追加してからインストールする、という流れになります。
Chromeのインストール方法
やったことをそのまま書きます。
1. GPGキーを追加する
まずはGoogleの署名キーを追加します。
wget -qO- https://dl.google.com/linux/linux_signing_key.pub
| sudo gpg --dearmor -o /usr/share/keyrings/google-chrome.gpg最近はapt-keyではなく、keyring方式が推奨されているようです。
2. リポジトリを追加する
次に、Chromeのリポジトリを登録します。
echo "deb [arch=amd64 signed-by=/usr/share/keyrings/google-chrome.gpg] http://dl.google.com/linux/chrome/deb/ stable main"
| sudo tee /etc/apt/sources.list.d/google-chrome.listこれでaptがGoogleのリポジトリを参照できるようになります。
3. パッケージ情報を更新する
sudo apt updateここでエラーが出なければOKです。
4. Chromeをインストールする
sudo apt install google-chrome-stableこれでインストールが完了します。
起動はターミナルからなら
google-chromeで起動できますし、アプリ一覧からも選べます。
実際にやってみた感想
やってみると、そこまで難しくはありませんでした。
最初は「.debをダウンロードしてdpkgで入れるのかな」と思っていましたが、リポジトリ登録しておいた方が今後のアップデートもapt経由で管理できるので安心です。
pythonの仮想環境を触っていると「パッケージ管理をどうするか」という話は避けて通れませんが、OSレベルでも同じで、なるべくaptに統一しておいた方が管理は楽だなと感じました。
まとめ
・ChromeはUbuntu公式リポジトリには含まれていない
・Googleの公式リポジトリを追加する必要がある
・keyring方式でGPGキーを登録する
・apt経由で入れておくとアップデート管理が楽
一度設定してしまえば、あとは普通のaptパッケージと同じように扱えます。
Ubuntuを使っていてChromeが必要になったときのメモとして、参考になれば幸いです。


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